日時 : :2021年1月19日 (火) 19:00~21:00
会場 : (WEB会議発信スタジオ):21 世紀メディカル研究所(東京四谷)
プログラム
1. 開会の辞
2. 主催者挨拶:21世紀 先端医療コンソーシアム主幹
3. Keynote Address :
「新型コロナウィルス感染制御~批判的吟味と提案」
講師:福島雅典氏 京都大学名誉教授 21世紀 先端医療コンソーシアム主幹
4. 講演1:「感染7段階モデルによる新型コロナ感染の見える化」
講師:高橋泰氏 国際医療福祉大学大学院教授
5. 講演2:「COVID-19の臨床現場より~何を考え、どのように対応しているか?~」
講師:矢野邦夫氏浜松医療センター院長補佐
6. ディスカッション
「新型コロナ感染の収束に向けた臨床からの提言」
座長:福島氏 パネリスト:高橋氏、矢野氏
7.閉会の辞
〇議事録Keynote Address「新型コロナウィルス感染制御~批判的吟味と提案」講師:福島雅典氏 京都大学名誉教授 21世紀 先端医療コンソーシアム主幹福島先生:タイトルは、Critical appraisals and proposalsです。最初に、重要な認識を共有したいと思います。
9/23から21世紀メディカル研究所主宰の「先端医療 基礎講座」(WEBセミナー)が始まりました。企画・監修は、京都大学名誉教授の福島雅典先生。6月まで神戸の公益財団法人神戸医療産業都市推進機構 医療イノベーション推進センター長を務めていた「先端医療水先案内人」です。
何故、当コラムのタイトルが「医療革命の時代」なのか、疑問に思われる読者も多いことでしょう。私は30余年にわたり医療専門誌「日経メディカル」の記者、編集委員を務めてきましたが、ここ5年、そして先の10年ほどの間、ドラスティックに医療が変化する時代を知りません。その革命の旗手、そして震源地は先端医療と呼称される「免疫医療」「ゲノム医療」そして「再生医療」の3つです。
簡単に言えば、これら3つの先端医療の進展によって、疾病制圧の方式が180度変わるということです。これまで治療、治癒不可能と言われた脊椎損傷の患者が札幌医大・本望 修
教授の開発した再生医療により完全治癒した事例など、先端医療によるイノベーションの真実はコロナ後の世界を大きく変えていきます。
冒頭の「先端医療 基礎講座」は、日本における「免疫医療」「ゲノム医療」そして「再生医療」のリーダーに登場していただき、3つの先端医療とは何か、その中で何が正しくて何が伸びていくか、治療は薬はどのように変わるかを分かりやすく解説する基礎講座です。
このコラムでは今後、「医療革命の時代」をテーマに先端医療の実際、先端医療がどのような社会的インパクトを与えるか、そのエッセンスをご紹介していきます。(了)
21世紀メディカル研究所代表:阪田英也
2019年5月から開講した「21世紀 先端医療コンソーシアム」では、再生医療、ゲノム医療、免疫医療を中心とする先端医療に焦点を当て、直近の10年で起こる医療革命の全貌を解明・解説し企業会員に情報発信してきました。
現在、同コンソーシアム企業会員は、製薬、医療機器など医療産業から、損保、生保、金融、サービス、健康産業などの企業に拡大しており、これら新規会員からは、「正確に先端医療を学び、先端医療における産学連携や社会実装によるビジネス化を実現するためには、医学、薬学、疫学、生命科学などの学問領域を含む先端医療の基礎知識の学習が必要」との要請が寄せられています。
「先端医療(再生医療、ゲノム医療、免疫医療)基礎講座」は、先端医療コンソーシアム企業会員や行政(官庁、地方行政)、個人の学習希望者を対象として全7回のWEBセミナーにより、再生医療、ゲノム医療、免疫医療等の先端医療の基礎知識を第一線の講師陣が分かりやすく解説し、受講者が学習することに加え、これら先端医療を支えるサイバニクス、AIの基礎も学び、いま起きている「科学・技術の革命と医療のパラダイムシフト」を理解する場とします。
なお、全7回の講座に加え、受講者の理解度を測定する修了試験を設定し、一定水準の知識レベルと認定された受講者には、「21世紀 先端医療コンソーシアム」より、「先端医療 基礎講座」終了証を講座長の福島雅典先生名により授与します。